私が仮面ライダーだ笑

サブブログです。アメブロの方同様に気ままに書いていきます。

第1話 何故彼女は変身できるのか

そのあと、ゲンさんが来て捜査があるからと、私はお払い箱になったんだけど
私だって、いつかの日の為に体術を習ったりしたんだ。
少しは力になれる。
あそこで、ロイミュードが出てくるのは知ってるし、ほっとく訳には行かない。
こっそり2人を尾行した私は、早速逃げる戸田川くんを追う刑事2人に続く。
戸田川くんが逃げたのは、タンク?がたくさん並ぶ高い建物
「ま。ってことは、ガンマンだね」
思わず言葉にしてしまったけど、ようやく刑事達に追いついた。

戸田川くんが鉄パイプを持って暴れ出すと、周囲にどんよりが発生。
「重加速だ!」
「やっぱりコイツが怪物か」
(違います。って、アレ? 私、重加速平気?)
って思って下を見ると、シフトカーが入っていた。
(これって、シフトカー・・・・・・だよね。)
そして腰に目をやると、ベルトが出現していた。
「やぁ、凛。私はスタインベルト。君がドライブになるのを手伝うよろしく頼む。」
「その声、ベルトさん? アレ、でもとまりんのベルトさんは?」
「彼とは別のベルトだ。でも気軽にベルトさんと呼んでくれて構わないよ。」
「自分でさんつけて言っちゃうの。」
そんなやり取りの最中に
戸田川くんがまかした油のようなもので、ゲンさんが転落。
まぁ、重加速があるから、大丈夫でしょう。
それより問題は、おいでませ、アメリカンロイミュードのガンマン
スタインベルトこと私のベルトさんは咳払いをすると
「さぁ、君も変身だ。」
「は?」
「君がずっと訓練していたのは、この日の為だろう。」
「そりゃそうだけど、なんで知ってるんだ。」
「話はあとだ。とりあえず進ノ介を助けよう。」
「大丈夫だと思うけど、じゃあ、一応援護ね。」
(っていうかシフトカーの道、人も運べるとか、なんでも運べるんだな!!)
って言うツッコミはこれまでとして、
「変身」
(うわっ、思ったよりも変身のポーズって恥ずかしい。オリジナルの考えとこう。)
「フォームドライブ タイプスピード。」
で、とりあえずドライブに変身した訳だけど
「銃なきゃ厳しいか!!」
とまりんがシフトカーの道を使って、下に行っている間に変身したはいいけど
「よし、ドア銃だ。」
「そのネーミングセンスホントやめて」
「カモーン インパラート。さぁ、凛。下へ」
「インパラートって?」
「君の車だ。」
「へぇー、車まで用意してくれてるとはね。」
「君はバイクの免許がないから仕方ないだろう。」
「わかった。でも、ソレ。時間稼ぎにならなくない?」
「問題ないだろう。君は誰の助けになりたいのかな?」
仮面ライダーです。」
「時間稼ぎは確かにライダーの助けになる。しかし、少しの間しかもたない。」
「だから、共闘しろってことですか、わかりましたよ。」
私は、とまりんと同じくシフトカーの道を降りる、ただしローラースケートの原理で
降りきった私を待っていたのは
「黒いトライドロン!?」
とまりんも黒い車が現れて驚いてるみたいだね。
まぁ、私の車なんだけど

私が下に着くと、とまりんもタイプテクニックに変身が完了してた。
「お前は!? それにあの車・・・・・・・」
「話はあと! まずはロイミュードを」
「あ、あぁ」
『来い! ドア銃。』
「え!?」
とまりんはかなり動揺してるな、でも今は
「とまりん! しっかり、ガンマンは遠距離タイプだよ」
「とまりん!? え、あぁ」
「ベルトさん、テクニックにした方がいいよね。」
「あぁ、さすがだな」
「フォームドライブ。タイプテクニック」
「高照準モードっと」
なんとかとまりんを我に返して、ガンマンに狙撃。
とまりんは同じ高さから、私は下から攻撃。
しかし、逃げられてしまった。
「ゲンさん!」
とまりん達が下に戻ってくるのと同時くらいに、ゲンさんもなんとか無事着地。
倒れちゃったけどね。
「大丈夫か?」
仮面ライダー顔は緑・・・・・」
相変わらず、部分的にしか見れないのか、ゲンさん。
とりあえず、ロイミュード追うだけ追ってみる? 無駄な気がするけどね。
「とまりん! ガンマンを」
「あぁ、」
これでバレそうな気がしなくもないけど、バレない不思議。
「確かこっちに来たはずなんだけど・・・・・・」
「逃げられたか」
そして、私は知っている。
この場所の柱に隠れて写真を撮っている剛くんがいることを