私が仮面ライダーだ笑

サブブログです。アメブロの方同様に気ままに書いていきます。

第4話 白い仮面のライダーはどうやって戦うのか

「レッツ変身!」
ポーズだけは出来てるはずなんだけど
『マッハー!!』
「ふふふふーん♪」
「普通に変身した方が楽な気はする。カッコイイけどさ」
『!?』
「おい、テメーは・・・・・・」
「仮面」・「ライダー?」
皆が戸惑うのも無理はないね。
ってアレ? もしかして私に戸惑ってる?
でもまだ名乗りの途中なので
「追跡、撲滅、いずれもマッハ。」
『はい?』
仮面ライダーマッハ」
「いつもの口上お疲れ様デース。」
『いつもの?!』
 疑問は残るだろうけど、それは一緒に戦っていくうちに理解してくれると思うので、あえて説明はしない。
っで、剛くんはというと早速暴れておりますよ。

「ズーットマッハ」
いきなりズットマッハで銃撃戦ですよ。
 私はというと、生身に戻りました。
とりあえず、あの2人がいれば大丈夫だろうって判断で、危なそうなら助けに入るし。
「女の子!?」
「あ、はじめまして、霧子さん。瀬戸内凛です。」
「もしかして、今のドライブも?」
「はい、私です。」
「ちょっと! 泊さん!! どういうことですか?」
「え、いや・・・・・・さぁ? ベルトさんどういうことだよ?!」
 そうこうしている間にも、剛くんは順調にダメージを与えている。
空いてる手で、クイクイってやるの可愛いよね。
バイクだとアクセルを握る動作なのかな?
アレ、でも反対?
バイクのことよくわかんないから自信ないけど
「さぁ、私にもさっぱりだ。」

そらぁ、ベルトさんも知ってる訳ないよね。
ってか、アレ? 私なんかだんだ剛くんに甘くね?
アカン、これは弟を甘やかすタイプだな。

しかし、アメリカで戦ってただけあるね。
「It’s Show Time」
そのあと、どこから出したのかワイヤーロープで回転しながら、ガンマンの攻撃を避け前輪シューターで
「シューティング」
で、数発撃ってから
「おのれ・・・・・・」
溜め撃ちしようとするガンマンに余裕な感じで
「へっへーん♪」
地味に空中歩行みたいな形で撃ちつつ
「スッゲーなんなんだ。あいつ」
「そんな馬鹿な・・・・・・」
感心するとまりんと驚くベルトさん。
まぁ、マッハはドライブを上回るネクストシステムだからね。


「限界まであと90秒ってところか」
 鉄塔に乗りながら、多分そう言ってると思うけど、ちょっと聞こえないかな。
マッハは強い分その負荷も大きいから、時間制限とかあるんだよね。
なのに毎回あの名乗り・・・・・・。
ま、映画では名乗らなかったけど。
「Go to hell」
「はんっ、そっちがね」
なんでこんな上下でそんな感じの会話できるんだろう。
大声ならともかく、普通の声だし。

 って、私はそういう会話するのを知ってるから、わかるだけで
アレが聞こえたら地獄耳でしょ。
あ、私地獄耳だった。
ガンマンは溜め撃ちで攻撃するけど
「よっと」
 剛くんはタイミングよく避けたから、結果命中したのは鉄塔だけ
降りながら撃ちつつ、さらにシューティングで追撃か、やるねぇ。
ガンマンは建物の陰に隠れたけど、残念。
マッハにはシグナル交換という能力があるのさ
ドライブで言うタイヤ交換にあたる感じだね。
「ラストスパートだ。」
「シグナルバイク シグナル交換。マガール」
マッハのシグナルは名のとおり撃ったあとにシグナルに応じて向きを変えたり
「シューター マガール」
これうまく使えば、ホント鬼畜仕様だよね。
「弾が曲がった!?」・「何故だ!?」
「シグナルバイクの能力だ。」
「シューター キュウニマガール」
やっぱ、あのボタン、え~っとブーストボタンも関係あるのか
「もうさすがに限界」
「シグナルバイク ライダーマッハ。必殺フルスロットル・・・・・・マッハ」
(お? そろそろライダーキックのタイミングか)
ガンマンが溜め撃ちをするのに合わせてジャンプ、
「弾が、弾がない!!」
「えー、ロミュードなのに弾切れあんのかよ」
キックが決まると、
「どうだい? いい画だろ?」
「強ぇ」
「ふぅ・・・・・・」
「覚えてろよ!」
でも、ガンマンのコアは壊せなかったみたいだね。
知ってたけど。

メディックはここで初登場かな?
「あん?」
メディックか」
メディックはロイミュードを回復する系の幹部。

見た目や声は可愛いけど、性格にかなりの難がある。
私に言えたことじゃないが
「ガンマンは預かります。では、ごきげんよう」
「あっ、なんなんだアイツ」
まんまと逃げられたけど、どうせ最終的には戦うことになるし、様子見かな?
「何度直しても、最後には俺が砕くさ」
まぁ、確かにね。


「おい、ちょっとお前、俺に1回説明して」
そう言うとまりんに対し、剛くんはスルーして霧子さんの元へ
「ごめんね。あぁ、怪我はない?」
「とまりんスルーされてる(クスクスクス)」
私はその様子を見て、なんだか無性に面白く感じてしまった。
とまりん可哀想・・・・・・(クス)
「あ、おい! 凛。何笑ってんだ。」
「だって・・・・・・」
っで、姉弟感動の再会のハグと
「うわっ、ぶっ飛ばされちゃうぞ・・・・・・」
「されません。弟だし。ってか、とまりんなんで見えないようにしてるの?」

「え、だって・・・・・・」

霧子だぜ? とでも言いたげなとまりん。


「ジャパンデビュー、インパクトあったでしょ?」
(ってか、傍から見たら恋人に思える位のシスコンぶりだよね。)
「まず、とにかく見て欲しくて呼んだんだ。」
「どういうことなのよ! 説明してよ剛。それに凛さんも」
(え、いきなり私に振るんですか?)・「剛?」
「ちょっと、霧子なんでコイツの名前知ってるんだ?」・(もう名前で呼んでもいいよね?)
「詩島 剛アメリカに行っていた霧子の実の弟だ。」
「あぁ、霧子の弟。なるほどね~・・・・・・あ? えぇぇぇぇぇぇぇぇ」
ベルトさんの説明に、とまりん驚きすぎだよ。
「この状態じゃ、私の説明も無理そうだね。落ち着いた頃に話すよ。」
「あ、ごめんなさい。泊さんがここまで驚くと思ってなくて」
「あ、でも1つだけ質問」
「なんでしょう?」
「剛くんが私の名前を知ってたのはなんで? 名乗った記憶ないよ?」
「あ、そういえば。どうしてなの剛。」
「うーん? 凛ちゃんだって俺の名前知ってたでしょ? そういうことだよ」
なんかはぐらかされた感があるな
「剛くんのことはカメラマンだから知ってても無理はないよね。」
「でも、俺が弟だって聞いても驚かなかったってことは、俺たちが姉弟って知ってたってことだよね?」
「そりゃ、まぁ・・・・・・・」
「その情報の出処を聞いても困らないなら、教えてあげるよ」
「企業秘密ってか、知ってるとしか言い様がないよね」
「じゃあ、俺も同じ。っで、俺のモノになった君にお願いがあるんだけど」
「モノじゃないけどね。」
「あとで、お願いするからその時、聞いてもらうよ」
(何故今ここで言わない。嫌な予感しかしないんだけど)
「用事があるからね。」
「左様ですか」
 とりあえず、今回はなんとか一時撃退に成功したけど、チェイスやハートが出てくるとめんどくさくなりそうだな。
でもまぁ、私専用のシフトカーもあるようだし
暗く考えても仕方ないね。